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生きてると「◯◯ってことか!」の連続。

意志表明

今の自分を何かしらのかたちで遺したい。4年前、このブログを始めたときもそうだった。 旅から帰ってきて、東京での生活は仕事に終われてすごい速度で過ぎ去っていきあれからまたずいぶん時が流れてしまった。 忙しかったけど会社員だった頃より仕事内容や働…

【オンボロバスで大乱闘】ウクライナ修行の旅

クリスマス頃、長距離バスでウクライナへ行った。ちょうどいい時間帯のものがなく地元民くらいしか乗らないような、ボロボロの激安バスを利用した。 結果的に、わかったことは「車両で国境越えは絶対にやめたほうがいい」ということだった。国境越えというの…

パリで髪を切った話

ブラチスラヴァには、日本人の髪をうまく扱える美容院がない、という噂を聞いて、どこか違う国で髪を切ろうと思った。 さすがに、美容院で言葉が通じないのは不安すぎる。と思ったので、20時間かけてバスに乗り、日本人がやっているパリの美容院へ行った。 …

【自由の国オランダ】こんな旅ブログはさっさとおわりにしたい。

自分はワーホリで日常生活を送ることに加えて世界を旅すると決めて日本を出てきたけど、そうは言っても旅と日常は真逆にあるので、同時進行できるものではない。 これを書いているのは、12月であって、旅をしていたのは10月まで。なので、今現在は完全にスロ…

【アイスランドを振り返る】住所不定無職の八人衆と氷の島

ロンドンから3時間、アイスランドの首都レイキャビークに到着した。この日から一週間かけてアイスランドを一周する。ただの旅行ではない、ひとつの国を一周してしまうのだ。しかも、ハンガリーで一度会ったきりの4人と、アイスランドで初対面となる3人といっ…

【ほぼ写真】ロンドンのロンドンらしい遊び

やっとの思いで、ロンドン中心地に到着。まゆかと合流してようやく安堵。大変有難いことに3日間もお家に泊めてくれた。 ロンドンは本当に、今まで行ったどんな国より都会で、ヨーロッパとはやっぱり雰囲気も違っていた。解放感があって、若者も多くて、地下…

【ロンドンまでの道のり】鬼畜と噂のライアンエアーと地獄の空港泊

アイスランドへ向かうにあたって、一度ロンドンで飛行機を乗り換える必要があった。どうせロンドンへ行くなら、少しくらい観光もしておきたい。と思い、アイスランドへ行く前にロンドンで数日間過ごすことにした。 まず、初めて行くブラチスラヴァ空港から、…

旅と日常の行き来

スロバキアに友達が遊びに来たことはまだ一度もなかったが、ブタペストで出会い、エゲルでいっしょにワイン三昧をした同い年の友達が、急遽スロバキアに遊びに来ることになった。 彼女はひとりでヨーロッパを周遊中であり、スロバキアに行く予定はなかったが…

ドナウ川遊歩道の靴

ハンガリーを去る日、バスが出るまでの2時間ほど、ドナウ川沿いを散歩した。 国会議事堂のほど近く、平和で優雅な散歩道からは、少し異質ともいえる光景が現れる。 『ドナウ川遊歩道の靴』という名のその場所には、鉄で型どったいくつもの靴がある。 60足程…

ハンガリーで鬼畜ババアの奴隷になる

ところで、旅情報系のブログを書いてる人は本当に尊敬する。このブログもなんだかやたらアクセスが増えるときがあって、なんでかなと考えると、おそらく東ヨーロッパへ旅に出る人たちがネットを使って情報を集めていてそんな折にヒットするんだろう。そうい…

ポーランド無計画ホームステイの旅④日本がもっと好きになる

この日はサラさんのお誕生日である。お誕生日ということでカトヴィツェにある、サラさんの好きなお好み焼き屋に行こうということになった。スロバキアにはお好み焼き屋はないので、自称元関西人の私は久しぶりにお好み焼きが食べれるのが楽しみでならなかっ…

ポーランド無計画ホームステイの旅③ヨハネ・パウロ2世生誕の地と謎のB級スポット

この日、朝起きると『今日はヴァドヴィツェに観光に行くから早く準備をして!』とお母さんが言っている。ポーランド人は気まぐれなのでこんな感じで予定が急に決まることが多い。30秒で支度をして、外に出ると車が迎えに来ていた。お母さんの弟がイギリスか…

ポーランド無計画ホームステイの旅②ヤヴォジュノの街と奇想天外一家

サラさんの実家のあるヤヴォジュノという街まではバスで30分くらい。中心に大きな教会があって小さなマーケットがいくつかあるような可愛らしい街だ。 街の中心にある大きな教会 中央広場 野菜や果物、衣類などなんでも売ってる商店街 街を見つつ、私は、知…

ポーランド無計画ホームステイの旅①

15日間の長い旅から帰還したけれど予想外の出来事もたくさんあってすべてを書ききれないなあと思っている。やはりブログとかは仕事と違って溜め込まないほうがいい。(仕事は溜め込んでから一気にやるのが良いのだと思いこんでいる) そもそもなぜまたしても…

Barbecueの季節

アフリカより暑いと噂の日本とはうらはらにスロバキアでは少し肌寒いくらいの気候が続いている。私の記憶では5月よりも涼しくなっている。このままどんどん寒くなることを思うと冬が怖くて仕方がない。スロバキアの冬はバスを待っている間に凍死すると言われ…

【オーストリア】ヴァッハウ渓谷の葡萄園と廃墟

先日はオーストリアのヴァッハウ渓谷を訪れた。まずはブラチスラヴァからウィーンへ電車で一本で移動。私の家の向かいのペトルジャルカ駅から電車が出ているため、かなりお手軽に行くことができた。 往復で14ユーロ、2週間有効というフレキシブルな切符 ペト…

コシツェから世界一美しい廃墟を目指す

バンスカ・ビストリツァからバスで4時間。スロバキアの第二の都市、コシツェのターミナルに到着。 コシツェの駅は思っていたよりも大きくて、そしてブラチスラバよりも近代的な建物だった。少し離れて眺めると駅の向こうの山にはペトルジャルカ同様にひしめ…

バンスカー・ビストリツァで自然に癒やされて学生寮に泊まる

スロバキアは8つの県(Kraj)で形成されていて、バンスカ・ビストリツァはその中でもいちばん広い面積をもつ県である。 先日からブラチスラバに来ているサラさんはバンスカ・ビストリツァにある大学に通っている。プログラムが終了し、故郷であるポーランド…

ZOO Bratislavaで感じた日本とヨーロッパの動物園の違い

ブラチスラバ動物園ことZOO Bratislavaへ連れて行ってもらった。動物園が好きなのでかなり嬉しかった。しかもこの動物園にはパンダがいると聞いていたので、アドベンチャーワールド以外でパンダが見れることに胸を躍らせていた。入り口にはなぜか突如恐竜が…

言葉の壁なんてない!ポーランド人サラさんとの出会い

先日から家に泊まりに来ているサラさんは、1年前に私の部屋に住んでいたポーランド人の学生で、夏休みなのでブラチスラバに戻って来ている。そして彼女は日本語が堪能だ。 家主のピーターから話には聞いていたが、22歳で日本に行ったことのないポーランド人…

クラクフ→アウシュビッツへ

翌日、無事に絵本作家の友達に再会することができた。クラクフの旧市街を観光し、初めてのAirbnbの宿に泊まった。実際に宿泊してみて思ったのだが、Airbnbはドミトリーに泊まるくらいの値段で個室に泊まることができるし、何より現地の人々のお家や暮らしを…

チェコ(ブルノ)→ポーランド(クラクフ)

ブラチスラバでの最後のホステルで出会った友達と、アウシュビッツにいくツアーに申し込んだ。彼女は今ワルシャワにいるので、クラクフで落ち合うことにした。 ブラチスラバからクラクフまではバスで11時間。よく見るとチェコのブルノというところで乗り換え…

最後のドミトリーでの出会い

初めてドミトリーに泊まって以来、1泊10ユーロ以下のドミトリーを転々として来たが、最後のドミトリーは一番設備が悪かった。部屋は暗いし、シャワーはぬるいし謎のホームレスがテラスに住んでいる。でも、これで最後だから良いか、、と思い夕方、居合わせた…

初めてのドミトリーで

予約していた宿はかなり見つけにくかった。チェックインをする際にレセプションで説明を受けるが2割程度しか理解できず、相変わらずの英語力の無さに打ちひしがれていた。 部屋に入ると屈強な欧米男子たちが談笑していた。今すぐ日本に帰りたくなった。こん…

船上に泊まる

歩いても歩いても、予約した宿が見つからない。地図の示す場所には明らかに何もない。2、3時間歩いた挙げ句、ふと川の方に目をやると、BAR RESTRANT HOTELの文字が。まさかと思ってレセプションで聞いてみると、間違いなく自分の予約したホテルであった。思…

ひとりでPub

ブラチスラバで初めてのホステルについた。宿主のおっちゃんが向かいにあるPubはスロバキアの伝統料理が安く食べれるから行っておいで〜!と言っていた。窓から様子を伺ってみる。地元民で賑わっていて日本人がひとりでいける感じのところじゃない雰囲気だ。…

体バキバキスロバキア!

やっとの思いでスロバキアの首都、ブラチスラバに到着した。ウィーンとブラチスラバは世界一近い首都同士であるが、その規模には圧倒的な差がある。この小ぢんまりとした駅についた瞬間、達成感で胸がいっぱいになった。何を隠そう私はこの数ヶ月、このブラ…

ウィーンで無賃乗車

恐ろしいくらいに無計画な自分に驚いている。ウィーン西駅はかなり大きい(私からすれば東京駅みたいな感じ)のに私はウィーンからスロバキアのブラチスラバへの行き方を全く調べずにホテルをでた。これだけ人がいるのだから誰かに聞けばわかるだろうとたか…

ウクライナ→オーストリア

飛行機はウクライナ上空で安定している。北京からキエフ(ウクライナ)までは11時間。キエフからウィーン(オーストリア)は2時間。あと少しでウィーンに到着する。 ところで、キエフからは途端に欧米人だらけになり、それまで中国人に囲まれていた状態から…

ウィーンのホテルにてオフライン宣告

ここまでの緊張感から解放されホテルに着くと気絶するように寝ていた。起きると夜遅くなっていて周辺の店はほとんど終わっていた。ウィーン西駅内のスーパーも8時までだったみたい。近くにあったケンタッキーで晩飯を買って、ホテルに戻ってきた。 なんだか…