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生きてると「◯◯ってことか!」の連続。

巡り合わせ

いよいよ本格的に、家を探さないといけない。普通は、語学学校に通って、そこからシェアハウスとかホームステイを紹介してもらえたりするらしい。

 

ビザを取得するのもそうだけど、何でもかんでもエージェントを通す必要はないと思っている。きっとそれしか手段がないと思い込まされているのはエージェント側の金儲けの策略だ。と捻くれたこと言っているが、私もしこたまお金があればエージェントを介して語学学校に通い、家を紹介してもらってルームメイトと気楽なワーホリをしていることだろう。しかし私の場合、予算は最小限の滞在費しかないこと、またスロバキアワーホリに関する情報が全然ないため、大使館に問い合わせまくってビザも自力で取得した。

 

スロバキアは小さな国で、シェアハウスの探し方など調べてもあまり出てこない。賃貸サイトに投稿しても、返事がこないことも多い。フェイスブックを駆使するのが一番手応えはあったけど、なんせスロバキア語は愚か、英語すらできないもので、これはなかなか無謀なことをしているなと我ながら感じている。

 

旧市街の中心にあるフラヴネー広場にある日本大使館で何か良い方法がないか聞いてみて、ダメならもう諦めて日本に帰ろうか、と本気で思っていた。

 

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大使館についてはあまり詳しく書くことはできない。だけどその日の夜、私はブラチスラバの日本食の料理屋さんで、何人かの日本人のご家族と食事をすることになった。そこで出会った日本人のご夫婦はスロバキアに長く住んでいて、私の家探しを手伝ってくれると言ってくれた。私は久しぶりに食べた日本食の味とビールに酔いながら、この状況がまだうまく飲み込めずに、明日起きたら全部夢なんじゃないか?と思いながら宿に帰った。