tecotoca

生きてると「◯◯ってことか!」の連続。

ポーランド無計画ホームステイの旅③ヨハネ・パウロ2世生誕の地と謎のB級スポット

この日、朝起きると『今日はヴァドヴィツェに観光に行くから早く準備をして!』とお母さんが言っている。ポーランド人は気まぐれなのでこんな感じで予定が急に決まることが多い。30秒で支度をして、外に出ると車が迎えに来ていた。お母さんの弟がイギリスからこちらに来ているということで、お母さんの弟の運転でヴァドヴィツェに行くことになった。

 

カトヴィツェからヴァドヴィツェまでは車で1時間程の楽しいドライブ。ちなみに、ヴァドヴィツェという街は、ヨハネ・パウロ2世の生誕の地として有名で、この日も各国からたくさんの観光客が集まっていた。

f:id:osushi24:20170829234716j:plain

広場に面するバシリカ聖堂

 

f:id:osushi24:20170829234732j:plain

ヨハネ・パウロ2世のモニュメントがたくさん

 

ヴァドヴィツェには行きたいと思っていたので、唐突に車で連れてきてもらえたことにはサラさんご一家に心から感謝。

 

聖堂のとなりにはヨハネ・パウロ2世が生まれた家があってものすごく並んでいたので諦めてお土産屋さんに入る。ここにはヨハネ・パウロ2世のモニュメントだけじゃなく、ヨハネ・パウロ2世グッズがめちゃくちゃたくさんあって、キーホルダーからはじまり抱きまくらやマウスパッドまで出てきそうな勢いだったので、まるで2次元アイドルのような扱いだなあと思っていた。

 

f:id:osushi24:20170829234829j:plain

ヨハネ・パウロ2世が好きだったことで人気のクレムフカというケーキも食べた。甘い。

 

ヴァドヴィツェの街をぐるっと一周したところで、次は近くにある遊園地に行ってみようとなって、実はテーマパーク好きの私はテンションがあがった。

 

到着した遊園地の入り口はこちら。

f:id:osushi24:20170829235003j:plain

デカい魚がお出迎え。こいつは喋っているし動いている。

 

f:id:osushi24:20170829235023j:plain

上に付いてる恐竜の口もだらしなく動く。

 

予想外のB級っぷりに探究心がみなぎる。どうやらここは小さい遊園地と恐竜の展示を主としたテーマパークのよう。こんなところ日本人がぜったい観光に来ない!と思うとますます気分は高揚していた。ここからは珍スポ好きの心をくすぐる写真のオンパレード。

 

f:id:osushi24:20170829235217j:plain

森のなかに無造作に配置される恐竜

 

f:id:osushi24:20170829235240j:plain

ジュラシック・パークの一コマかな

 

f:id:osushi24:20170829235320j:plain

余裕の表情のマネキン。爆発的毛量のヅラ

 

f:id:osushi24:20170829235713j:plain

後半は原人が出現。バカにしすぎ

 

f:id:osushi24:20170829235805j:plain

ぜったい夜に来たくない

 

f:id:osushi24:20170829235827j:plain

でも日本にあったらぜったい訪れてる

 

f:id:osushi24:20170829235921j:plain

コウモリVSクモ。謎の関係

 

f:id:osushi24:20170829235939j:plain

巨大虫ゾーン

 

と、いう感じで動きもつくりもその安っぽさが怖さを倍増させていて、なかなか普通の旅行では味わえないほど好奇心をくすぐられたポーランドの遊園地だった。平日にも関わらず園内は家族連れで賑わっていた。

 

ヨーロッパにはまだまだこんなB級スポットが溢れているんだろうなあと思うとそのすべてに行ってみたい!と思うのと、今回もこんなところ車じゃないと来れなかっただろうし、私は本当に貴重な経験をしているんだと改めて感じていた。